四つ折り

shimaaaadaのブログです。漫画、映画、食べ物、小説などについてつらつらと書いています

朝霞三国志「かぜ江」シリーズ(著 朝霞祥)

元々中国史ものは好きなんですが、肝心要の三国志を読んだことがなくて、軽く読めそうだったこちらを図書館から借りた。

コバルト文庫から出てる三国志モノ。呉が舞台。

結果、シリーズものなのに抜けがあり、シリーズ全部を読めないという間抜けな話に\(^o^)/

ただ、抜けがある状態だから断言できないんですが、どうもシリーズのメインは武将の少年時代で史実に則った物語はあまりないみたいだった。

ほぼ単巻でも読める作りになっていたので、ぬけがありつつも借りたものは全部読めました。

唯一、赤壁の戦いを書いた部分だけ二冊組で、揃ってなくて借りられなかったのが残念です。

以下、読んだタイトル。

二龍争戦〜星宿、江を巡る〜

旋風の生まれる処 上下

青嵐の夢

華の名前

三国志断章 天駆ける旋風

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【映画】ホワイトゴッド 少女と犬のラプソディ

雑種犬の飼育に増税がかかるようになったため、リリは飼い犬のハーゲンを父親に捨てられてしまう。リリは父親に反発し、ハーゲンを探すため家出をするが、ハーゲンは見つからず、警察に捕まってしまう。迎えに来た父親はリリに謝罪し、リリは父親と和解する。

その頃、捨てられたハーゲンは違法闘犬のオーナーに買われていた。オーナーから虐待のような調教を受けたハーゲンは、強靭な顎と牙を持つ闘犬に変貌する。

闘犬場から逃げ出したハーゲンは、薬殺場の捨て犬たちを率いて町を襲撃する。ハーゲンの指揮の元、捨て犬たちは軍隊のような動きで人間を翻弄し、町は大混乱に陥る。

リリは町を襲撃した捨て犬の中にハーゲンがいると信じ、犬たちの元へ向かう。リリと再開したハーゲンはリリの記憶を取り戻す。ハーゲンがリリに従うのを見た犬たちもリリに従う。

【感想】

劇場で見たかった。

劇場で見たかった。

劇場で見たかった。

見たあとに真っ先に思った感想。

予告編がすごく好みだったので、普段は気になる映画はネタバレを仕入れてから見るんですが、これはネタバレに一切触れないように見ました。

少女と犬、反乱、という煽りから少女が犬を指揮して世界に反乱を起こす話なのかなあ…と思っていたら実際は犬と少女はほぼ別行動。反乱するのは犬のみで少女は違いましたね。

動物モノ=泣ける話のイメージがあるんだけど、泣ける部分は皆無。

ひたすら犬の演技に圧倒され、ラストどうなるの!!?と引っ張られる2時間でした。

正直、だからこそ最後にちょっと拍子抜けしてしまった……。

すごいキレイなラスト。それは分かる。これで泣ける人もいそう。でも、自分はなんか違わね??という拍子抜け感があった。

何がってね、あんだけ暴走していた犬たちが、リーダーが主人公に従ったからと右に倣え出来るのか、っていう……。

あと、ここで主人公に従ったから犬たちが生き延びるかっていったら違うわけですよね。逆におとなしくなったのをいいことに、軍に一網打尽にされちゃうだけですよね。それどうなの。

個人的には、最後、主人公と元飼い犬は心が通じ合う…が、他の犬たちがそれに切れて、ふざけんなあああと二人を食い殺してしまってジ・エンド。とか、元飼い犬が主人公殺しかけたところで目を覚まして、主人公だけ逃してジ・エンド。とかよかった気がするんですよね。救いはなくなりますが。

ラストシーンが本当に美しくて迫力があって、ああそうかこのシーンを映像で見せるためにこの映画はあったんだね…って思ったんだけど、でもそれでも、え?違わね??って気持ちがちらつくラストだった………。

もう少しなー、ラストシーンに美しさ以外で何か欲しかったです。

【映画】シーヴァス 王子様になりたかった少年と負け犬になった闘犬の物語

【概要】身体が小さく周囲から馬鹿にされてばかりの少年は、ある時違法試合で負けた闘犬を拾う。少年に世話をされて回復した闘犬は再び試合に挑み、勝利する。傷ついた闘犬を見た少年は、もう試合には出したくないと大人たちに頼む。だが、闘わない闘犬なんて飼えない、闘犬は闘うから生きていけるんだと大人たちに告げられる。

【感想】

特に面白いわけでもカタルシスがあるわけでもないのですが、最後の大人と少年のやり取りが印象的。闘犬は戦って、飼い主にお金を設けさせることでしか生きていけない。人間も同じで、生きていくというのは、誰かに利益を与えて、その恩恵を受けていくことに過ぎない。

見も蓋もない現実を闘犬を通して少年が学び、周囲から軽んじられる自分をどう変えていくか、という話なのだと思います。ただ、話そのものは変わる部分をまるっとカットしているわけで、見終わったあとに大きな印象が残らないのはそのへんなんだろうな。

【映画】ノーカントリー

【概要】マフィアの金を盗み逃げる男、男を追う殺し屋、二人を追う老警官。二人を逃した警官は、自らの衰えを悟り、引退を決意する。

【感想】

面白い(白目)。

Netflixで鑑賞。

正直、見る前はそんなに面白そうと思ってなかった。

サイコ殺人鬼のホラームービー、アカデミー賞とった名作、位の前知識しかなくて、飽きずに見れたらいいかなーと思ってみたら冒頭10分で画面から目が離せなくなった……。

前知識のサイコ殺人鬼のホラームービーは大きな間違いで、独自の倫理観(美学と言うにはちょっと乱暴かな)を持つ暗殺者と、ベトナム帰りの無法者が繰り広げる、息詰まるような逃亡劇+アクション、ですね。

殺人鬼の存在感と、彼から逃げるために無法者が繰り広げるあの手この手が面白い。

老警官は何も活躍しないんだけど、だからこそ終盤の彼の台詞が深い!

国や時代そのものには、ある種の暴力性があり、常に深化していく。だが、年寄りはそこについていけない…いや、むしろ、ついていけないというのが年をとるということなのかな?

暗殺者と無法者の攻防戦に夢中になっていたら、ラストであくまで二人の攻防戦は時代の象徴、老警官の感じる諦観の一部に過ぎない、と示されるのに圧倒されました。

最も、これは映画だけでそう読み取ったというのではなく、映画の原題が ノーカントリーフォーオールドマン(年寄りのための国はない)だと知って感じたものですが。

にしてもこの映画、タイトル原題和訳のままで良かったような気がする。主題そのままだから。でも、それだと逆に興味を惹かれなかったのかな。悩む。

映画見たあと解説サイトを見て理解を深めて二度見すると本当に面白いです。

あと一番印象に残ったのは本筋とは別の、暗殺者が無法者の娘とコイントスするシーンです。娘の

「決めるのはあなたよ」

が暗殺者の倫理観をこれ以上なく的確に表してる名シーンだと思います。

【映画】カニバル

【概要】初めて女性を愛してしまった食人鬼の話。

 

【感想】

広告とゴヤ賞8部門ノミネート!の煽り文句に惹かれて鑑賞したかった映画。

NETFLIXで配信してたので鑑賞。

 

まあ、映画館で見なくてよかったな…という内容でした。

ノミネートしてるだけで受賞してないんだから推して知るべし、ですねー。

 

 

しかし、途中意味ありげに出てきた、主人公の正体を知ってる風だった老婆は何者なんでしょう???

【小説】コリーニ事件

【概要】ホテルの一室で殺人事件が起きる。犯人のコリーニはその場で警察に通報し自首した。だが、コリーニは殺害は認めていながら動機を一切話さない。コリーニの弁護人は、何故彼が人を殺すに至ったのか調べ、コリーニと被害者の間にあったある接点を見つけ出す。

 

【感想】

図書館で借りました。発刊時、なんかベストセラーになってたよなーくらいの印象しかなかったのですが、面白かった。

ただ、この本、冒頭に「ドイツではこの小説が切っ掛けになり、法律が変わった、という宣伝(注釈?)」がついてて、ぶっちゃけそれを読むとドイツというお国柄から、大体結末が推測できてしまうという……。

 

面白かったのですが、普段自分が小説に求める「結末が想像できない!」とか「圧巻の人間ドラマ!」とかではなく、「どっかの国ではこんなことが起きてるのか、ふーむ」と実録系TVの外国トリビアを見て感心するような面白さだった。

 

作者の他の短編では心理面や人間ドラマが多いみたいなので、それを読んでみます。

【自伝】わたしは絶対許さない

図書館にてざっと読みました。性犯罪被害にあった方の自伝。

内容も重たく衝撃的ですが、その内容をブログのような話し言葉で平易に書いていることに驚きを覚えました。

おそらくはライターさんの手が入っていて、聞き取りをしながら書いてるのかと思うんですが、自身の感情の変化より性描写の部分が細かいのが、トラウマを感じさせた。

仔細に記録することで体験をただの事実に落とし込もうとしているような印象を受けました。