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四つ折り

shimaaaadaのブログです。漫画、映画、食べ物、小説などについてつらつらと書いています

Fw:シネマヴェーラ お知らせメルマガ

シネマヴェーラの4月特集が面白そう。古い映画みたいなー

シネマヴェーラ お知らせメルマガ

特集「ルビッチ・タッチ2」(2017/04/22~2017/05/19)のタイムテーブルが決定いたしました。

皆様のご来館をお待ちしております。

▼4月22日(土)

『天国は待ってくれる』(112分)

11:00 14:50 18:40

メリー・ウィドウ』(99分)

13:00 16:50 20:40

▼4月23日(日)

『結婚哲学』(85分)

11:00 14:10 17:20 20:30

『淑女超特急』(83分)

12:35 15:45 18:55

▼4月24日(月)

『ラヴ・パレイド』(110分)

11:00 13:55 16:50 19:45

『男になったら』(45分)

13:00 15:55 18:50

▼4月25日(火)

メリー・ウィドウ』(99分)

11:00 14:50 18:40

『天国は待ってくれる』(112分)

12:50 16:40 20:30

▼4月26日(水)

『淑女超特急』(83分)

11:00 14:10 17:20 20:30

『結婚哲学』(85分)

12:35 15:45 18:55

▼4月27日(木)

『男になったら』(45分)

11:00 13:55 16:50 19:45

『ラヴ・パレイド』(110分)

11:55 14:50 17:45 20:40

▼4月28日(金)

『淑女超特急』(83分)

11:00 14:35 18:10

『天国は待ってくれる』(112分)

12:35 16:10 19:45

▼4月29日(土・祝)

『小間使』(96分)

11:00 14:00 17:00 20:00

『花嫁人形』(64分)

12:45 15:45 18:45

▼4月30日(日)

ウィンダミア夫人の扇』(89分)

11:00 14:30 18:00

『生きるべきか死ぬべきか』(99分)

12:40 16:10 19:40

▼5月1日(月)

ニノチカ』(110分)

11:00 14:50 18:40

『街角 桃色の店』(99分)

13:00 16:50 20:40

▼5月2日(火)

『極楽特急』(82分)

11:00 13:50 16:40 19:30

『花嫁人形』(64分)

12:35 15:25 18:15 21:05

▼5月3日(水・祝)

『小間使』(96分)

11:00 14:35 18:10

『生きるべきか死ぬべきか』(99分)

12:45 16:20 19:55

▼5月4日(木・祝)

ウィンダミア夫人の扇』(89分)

11:00 14:40 18:20

ニノチカ』(110分)

12:40 16:20 20:00

▼5月5日(金・祝)

『街角 桃色の店』(99分)

11:00 14:25 17:50

『極楽特急』(82分)

12:50 16:15 19:40

▼5月6日(土)

『生活の設計』(90分)

11:00 14:35 18:10

『寵姫ズムルン』(103分)

12:40 16:15 19:50

▼5月7日(日)

『ロイヤル・スキャンダル』(94分)

11:00 14:25 17:50

『天使』(91分)

12:45 16:10 19:35

▼5月8日(月)

『私の殺した男』(73分)

11:00 14:10 17:20 20:30

『真珠の頚飾』(95分)

12:25 15:35 18:45

▼5月9日(火)

『寵姫ズムルン』(103分)

11:00 14:35 18:10

『生活の設計』(90分)

12:55 16:30 20:05

▼5月10日(水)

『天使』(91分)

11:00 14:25 17:50

『ロイヤル・スキャンダル』(94分)

12:40 16:05 19:30

▼5月11日(木)

『真珠の頚飾』(95分)

11:00 14:10 17:20 20:30

『私の殺した男』(73分)

12:45 15:55 19:05

▼5月12日(金)

『生活の設計』(90分)

11:00 14:25 17:50

『ロイヤル・スキャンダル』(94分)

12:40 16:05 19:30

▼5月13日(土)

『青髯八人目の妻』(86分)

11:00 13:45 16:30 19:15

『牡蠣の王女』(60分)

12:35 15:20 18:05 20:50

▼5月14日(日)

『山猫リュシュカ』(81分)

11:00 14:35 18:10

『あのアーミン毛皮の貴婦人』(113分)

12:30 16:05 19:40

▼5月15日(月)

『君とひととき』(78分)

11:00 14:10 17:20 20:30

モンテカルロ』(90分)

12:30 15:40 18:50

▼5月16日(火)

『牡蠣の王女』(60分)

11:00 13:45 16:30 19:15

『青髯八人目の妻』(86分)

12:10 14:55 17:40 20:25

▼5月17日(水)

『あのアーミン毛皮の貴婦人』(113分)

11:00 14:35 18:10

『山猫リュシュカ』(81分)

13:05 16:40 20:15

▼5月18日(木)

モンテカルロ』(90分)

11:00 14:10 17:20 20:30

『君とひととき』(78分)

12:40 15:50 19:00

▼5月19日(金)

『青髯八人目の妻』(86分)

11:00 14:40 18:20

『あのアーミン毛皮の貴婦人』(113分)

12:35 16:15 19:55

【小説】春は馬車に乗って・日輪(著 横光利一)

【概要】

文学全集の一冊として編纂された短編集。

・蠅…馬車に乗るために集まった人々。馬に止まる一匹の蝿。走り出した馬車は御者が操作を誤り崖下に落ちる。蠅が馬の背中から飛ぶ。

マルクスの審判…予審判事は気に食わない容疑者から自白を引き出すことに成功するが、それが自分の憎むマルクスの思想を意識しすぎる行為だと考え、自白をなかったことにする。

・頭ならびに腹…満員の急行列車の中で、小僧が歌を歌っていた。線路の故障で列車が止まっても小僧は歌うのをやめない。急行列車に乗っていた人々は別の電車に乗るためいなくなる。線路の故障が直り、急行列車は再び走り出す。小僧は歌い続けている。

・御身…姪の幸子はどんなに可愛がっても自分に懐かない。腹を立てた叔父は姪に冷たく当たるがまだ赤ん坊の姪はそんな叔父の気持ちに気づかない。叔父は姪にとって壁と同じものだ。

・ナポレオンと田虫…ヨーロッパ全土を征服し、ロシア制圧に乗り出そうとしていたナポレオンの腹には田虫があった。ナポレオンにとって田虫は平民の象徴だった。自分の出身を憎んだナポレオンは、より確かな力を求めてロシア制圧に向かった。

・春は馬車に乗って…病に冒された彼女は、檻の中の理屈を持って看病する自分を責める。二人は衝突と和解を繰り返すが、次第に同じ哀しみによってその両方をなくしていく。

・花園の思想…彼女の療養する病院には美しい花園があった。彼は花園が彼女を生かしていることを喜ぶが、苦しませているとも考える。彼女の死後、彼は花園に向かう。

・日輪…敵国に両親と夫を殺された卑弥呼は、男たちを操って敵国を滅ぼし、邪馬台国を建国する。

【感想】

青空文庫で読んだ『蠅』と『笑われた子』がとても面白かったので地元の図書館で紙の本を借りた。

電子書籍より仮名遣いが古くて読みにくいことこの上ない… そして、上記二編と違って思想的な話ばかりで難しい難しい!

一応概要まとめたけど、間違っている気がしてならない。特にマルクスの審判。

でもマルクスの審判とナポレオンと田虫は難しいけど面白かったです。

日輪の古代用語は勉強になりました…。

【小説】六番目の小夜子(恩田陸)

【粗筋】

その高校にはサヨコ伝説という一つのゲームが伝わっていた。

三年に一度、全校生徒の中から無作為に一人の生徒が選ばれ「サヨコ」になる。「サヨコ」になった生徒が、誰にも正体をバレずに文化祭で劇を上演出来るとその年の進学率が上がり、正体がバレて劇が失敗すれば進学率が下がる、というゲームである。

このゲームは学園祭実行委員にのみ詳細が伝わり、大学進学率を作用するジンクスとして一部の生徒たちには恐れられていた。

その年の「サヨコ」関根秋は、学園祭で「六番目の小夜子」という劇を上演すると同時に、サヨコの由来を調べ始める。何故サヨコが生まれ、こんなに恐れられるのか? 調べた結果、秋はサヨコに失敗した女生徒の存在と、その女生徒と転校生の津村小夜子に何らかの関わりがあることを突き止める。

転校生の津村沙世子は、頭がよく運動も出来る美少女で、似た物同士の秋とはお互いに少し反発する仲だった。

実は、親の都合で各地を転々としてきた沙世子は、三年間同じ学校にいられる他の高校生たちを羨んでいた。沙世子はサヨコを終わらせようと転校してきたのだ。

沙世子は他の生徒を利用し、サヨコに関わる全てがある学園祭実行委員会室を燃やすことに成功する。

だが、止めようとした秋が火事に巻き込まれるのを見て、沙世子は自分の企てが間違いだったと気付く。火事から秋を助け出した沙世子は、自分がサヨコを終わらせに来たのは、自分の願いではなく、何かに利用されただけなのではないかと考えるが、答えはわからなかった。

サヨコの終わらせた秋と沙世子は、お互いを認めあい同じ大学へ進む。

だが、再建した委員会室には、燃えた筈の学園祭実行委員会マニュアルがあった。サヨコを知っていた教師が、マニュアルを作成しなおしたのである。その教師にとって、サヨコは学校という流れに何かを起こす、ささやかな楽しみだった。

【感想】

恩田陸。面白かった〜。学校という密室では何が起こっても不思議ではないのかもしれない。でも、何かが起きても中にいる生徒以外にはわからないものなのかも。

ドラマ版も見たいな〜。

【ドラマ】ヒトリシズカ

【粗筋】

警察官の娘が失踪した。娘の名前は静。彼女の義理の父親は秘密裏に彼女の行方を追うが、彼女に関わった警官や探偵は、皆何らかの犯罪に巻き込まれていった。

実は静の本当の父親暴力団幹部で、静は自分の出生を憎み、父親の殺害と社会との決別を目的に失踪したのだった。

数年後、父を殺すことに成功した静は、父の元から自分の腹違いの妹を誘拐した。妹は静の元で幸せに育つが、やがて社会に戻るために静の元を離れていく。

静は離れてからも隠れて妹を見守り、妹の子どもが車にはねられそうになった時、彼女をかばって死亡する。

【感想】

面白かった。夜勤明けで眠らず鑑賞してしまった。

夏帆っていつの間にか美少女じゃなくなった感じですが(すみません)それが逆に社会から外れた、不気味で頭の壊れた役にあってますね。

【小説】忍ぶ川(三浦哲郎)

【粗筋】

六人兄妹の末っ子の「私」には、自殺した兄一人と姉二人、逐電した兄一人、盲の姉二人がいた。私は兄妹たちと私を繋ぐ血を呪いだと感じ、疎んじていたが、しのという女性に出会い、彼女と愛し合うようになったことで、その血の呪いを破り、生を謳歌することを決意する。

【感想】

三浦哲郎私小説芥川賞をとった代表作「忍ぶ川」を表題作とした短編集。

私は三浦哲郎さんは、子どもや家族が題材の短編しか知らなかったので、まさか代表作が私小説で、しかもこんな生立ちだとは知らなかった……。

私小説だから、どこまで事実で、どこまで脚色されてるから分からないんですけど、逐電した次兄との最後のやり取りや、神経質な長兄との食卓でのやり取りが印象的です。

また、盲目の姉二人に抱く哀れみと恥ずかしさの入り混じった感情が、私には知り得ないもので矢張り印象に残りました。

亡くなる直前の父親の口に脱脂綿を突っ込んで痰を絡め取る描写が、自分の仕事がちらついて読んでて辛かったです。

【小説】金魚繚乱(岡本かの子)

【粗筋】

崖下の金魚屋の息子、復一は崖上の豪邸に暮らす資産家の娘真佐子を恋い慕っていた。だが、自尊心が邪魔をして自らの気持ちを彼女に伝える事が出来ないまま、彼女は他の男と結婚してしまう。他人の妻となった真佐子への思いを軸に、復一は金魚作りに執心していく。真佐子を越える美しい金魚を求め、奔走する復一は、次第に人から畏れられ、また、復一自身も他者を疎み社会から孤立していく。

やがて月日が経ち、復一は自らの望んだ金魚を手に入れる。その金魚は、繁殖に失敗した堕魚の中から、復一の知らぬ間に生まれていたものだった。

【感想】

青空文庫でハマっていた岡本かの子作の一つ。

今まで20頁前後の掌編しか読んでいなかったのですが、これは160頁前後の短編。出てくる単語に読みがわからないものや意味が取れないものがかなりあって、読みながら五六回辞書引きました…電子書籍はクリック一つで辞書呼び出せるのが便利ですが、自分の頭の足りなさが顕になるのが情けないところですね。

でも、そうして読み切るかいのある面白さでした。

つまるところ、失恋をバネに芸術に没頭する男の一代記、なんですが、何でこんなに面白いんだろう……。真佐子へ素直に告白出来ずに厭味ったらしい手紙を送る下りとか鬱陶しすぎるのに何故か面白い。

最後に出てくる世にも美しい金魚の姿、見てみたいですね。

【小説】不動カリンは一切動ぜず (ハヤカワ文庫JA)

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4150310106/ref=mp_s_a_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&qid=1487770225&sr=8-1&pi=AC_SX236_SY340_FMwebp_QL65&keywords=%E4%B8%8D%E5%8B%95%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%B3

【あらすじ】

全ての子どもが試験管の中で育てられ、妊娠出産は忌避されるようになった未来社会。

不動火輪(カリン)は親友の滝口兎譚(トタン)から愛の告白をされる。実はトタンは父親の妊娠出産によって産まれた子どもで、それを否定して生きてきたのをカリンとの出会いで救われていた。

カリンもトタンを愛していた。カリンもトタンへ気持ちを伝えようとするが、何故かその時2人は新興宗教から命を狙われてしまう。トタンは誘拐され、カリンはトタンを救うため不動明王と一体化する。

不動明王の力によって、カリンはトタンを取り戻す。

新興宗教が2人を狙った理由は2人が偶然新興宗教の教祖の遺体の在り処を知ってしまったからだった。

2人は元凶となった遺体の元へ向かう。遺体の傍でカリンは自分の母親と再開する。カリンの母親は自分の内側に籠り、世界を遮断するようになっていた。

不動明王から悟りを得ていたカリンは、自分の中に籠る母親を否定し、人は他者との関わりでしか生きていけないのだと訴える。トタンもカリンに同意する。

母親が世界を受け入れるのを見届けたカリンはトタンとともに元の町へ帰っていく。

【感想】

うー……………粗筋がまとめにくい。

わけわかんない粗筋になってしまいましたが、多分内容を一言で言えば

人工受精社会で恋をした少女2人が、社会を否定して破れていった大人たちに、社会を否定して一人になってもいいことないよと諭す、

だと思います。

視点が主人公側と新興宗教側の二点で入れ替わるのが話をまとめにくい理由かなあ…。

面白かったんですけど私の頭だと内容がうまくまとめられません。