四つ折り

shimaaaadaのブログです。漫画、映画、食べ物、小説などについてつらつらと書いています

【小説】暁の王女 著‥白州梓

コバルト文庫デビュー作の最後の王妃が面白かったので続編のこれも期待を込めて購入。面白かったです。

が、Amazonでの酷評もよく分かるなーという感じだった。

主人公にこれでもかこれでもかと悪いことが振ってきて、それを生まれと幼い頃に培った特殊技能で乗りきっていく、恋愛はおまけっていう話の作りは最後の王妃と同じなんですけど、こっちは主人公の目標が最初と最後でブレブレなのが…。

主人公の複雑な出生とか、姉妹の確執とか義兄への淡い初恋とか、詠み終わってから考えるといらんと思うんですよね。

裕福な生まれの女の子が、貧しい人々を救うために看護師の道を志し、身分を隠して人を救っていく内に、自分の生まれの有り難さとか使い方に気付いて、貴人の暮らしに戻っていく…で全然よかったんじゃないかなーと。

失恋から逃げるために慈善事業へってなんか違う。

でも、このひたすらヒロインに苦難に苦難をぶつけて展開させてく話作り、スッゴク好き。ファンタジー要素ないのも好み。

一冊完結ではなく、三冊くらいの長編でヒロインいじめまくる大河もの書いてほしいなー。

次作も買うので出してほしい。待ってます。