四つ折り

shimaaaadaのブログです。漫画、映画、食べ物、小説などについてつらつらと書いています

【映画】獣は月夜に夢を見る

【概要】マリーは海辺の寂れた村で、病気の母と父と三人で暮らしている。病気の母は村人たちから忌み嫌われており、それは同じ病気を持つマリーも同様だった。病気がまだ発病していないマリーは、母の看病をする父に代わって働きに出るが、職場で執拗ないじめを受ける。ただ一人ダニエルという青年だけがマリーをかばい、マリーは彼と恋仲になる。

だが、マリーは自分がいずれ発病し、母と同じになることを感じていた。マリーはダニエルを呼び出し、母と同じ化物になる前に抱いてほしいとダニエルに迫る。ダニエルはマリーを受け入れ、二人は結ばれる。その時マリーの背には発病の兆候である獣の毛が生え始めていた。

マリーの父はマリーに発病を遅らせる薬を注射するように迫る。マリーは注射を拒否する。マリーの父親は医者と協力して、力づくでマリーに注射をしようとするが、マリーの悲鳴を聞いた母親が化物の力を取り戻し、医師を噛み殺してしまう。マリーと父親は医師の死を隠すが、村人たちは医師が行方不明になったのはマリーの母親が化物に戻ったからだと察しをつけ、マリーの家族を執拗に監視するようになる。マリーは村人たちの視線を感じながらも、普通の暮らしを続けようとするが、数日後、母親が自宅の風呂場で死んでいるのを発見する。自殺か他殺かはわからないが、マリーは村人たちの殺意を感じるようになる。

父は村人たちに近寄らず、ずっと家の中にいるようマリーに促すが、マリーは村から逃げたいと考え、村の中を散策する。村人たちは夜中に一人になったマリーを襲撃する。命の危険を感じたマリーは化物の力に目覚め、襲ってきた村人を噛み殺す。それを見ていたダニエルは、マリーを匿い、一緒に逃げようとする。

だが、逃げようとした時、マリーは村人たちに連れ去られる。村人たちはマリーと共に船に乗り、彼女を沖に沈めようとする。マリーは再び化物になり、自分をさらった村人たちを殺していく。

その時、マリーを助けるために同じ船に乗り込んだダニエルが現れる。ダニエルは化物になったマリーを恐れず抱きしめ、マリーは人間の姿を取り戻す。

 

【感想】

結局マリーって何者なの???

見終わった直後の感想。ジャケットとタイトルに惹かれ、前情報一切入れずに見終わったら上記の感想が真っ先に浮かびました。

批評サイトやレビューサイト、映画公式サイトを見たら『人狼』だそうで……。

えー、映画内で人狼って分かるのこれ?? 私はわからなかったよ!

 

というか、人狼というネタバラシを知ってから映画を振り返ると、村人たちはマリーの母親が人を食い殺す人狼だと知っていながら、私刑も拘束も追い出しもせず、子供作らせてから、薬で廃人化してフル介護援助したわけですよね。随分やさしいなおい!!

普通、自分らの村の男が「人殺す人狼だけど結婚するんで連れてきましたー 将来同じように人狼になる娘もいるけど、薬で廃人化して管理するんで協力よろしくね! テヘペロ☆」ってきたら、問答無用で追い出すよね……。何普通に村で暮らさしてるんですか。あと、人狼になるってわかってる娘をよくいじめられるよね! いびってる最中に殺されるとか考えないの? 馬鹿なの??

あ、連れてきた云々は父親が普通の人間っぽいから、そこからの推測です。

おそらく村人たちは、男だけは普通の人間で、村人でもあるから、よそから人狼連れてきたのを許して廃人化だけでオッケーにしたのかと思うんですが……でも温いよなあ。母親が医者殺した後、牙だの爪だのチェックして、人狼のあんたが殺したの分かってんのよ!ふんがー! ってなるが、そんだけ人狼を警戒するなら初めからいれるなよ、と。というか、チェックする前に襲撃するんでいいだろ……。

映画の途中まで、てっきり父親が村人たちに奥さんと娘の病気を隠してるんだと思ったから、奥さんが医者殺した後、村人たちは元々正体知ってたよって分かってすっごい違和感ありました…… そして無理があると思った……。

正体を隠し続けたんだけど、とうとうバレてしまって逃避行、って流れのほうがわかりやすいと思うんだけどなー。

正体を知られつつも廃人化して…って流れはよくわからない。というか、父親は娘が出来たら、いずれ廃人化して管理しなきゃなんないの分かってただろうに、何故奥さんと娘を設けたんだ。殺されてもいいから奥さんといたい、奥さん愛してるって言うなら、奥さん廃人化させて二人で暮らせよ。娘を作るなよ。村人を巻き込むなよ。

 

異種婚×舞台現代、大好きなので、とても期待して見たんですが、見終わったあと「90分でよかった…」ってホッとしてしまった。

主演女優の存在感が素晴らしいし、雰囲気もいいんですが、内容が…ツッコミどころ多すぎー。

主演女優さんはこれがデビュー作らしいから、次作を期待しています。