四つ折り

shimaaaadaのブログです。漫画、映画、食べ物、小説などについてつらつらと書いています

【映画】シーヴァス 王子様になりたかった少年と負け犬になった闘犬の物語

【概要】身体が小さく周囲から馬鹿にされてばかりの少年は、ある時違法試合で負けた闘犬を拾う。少年に世話をされて回復した闘犬は再び試合に挑み、勝利する。傷ついた闘犬を見た少年は、もう試合には出したくないと大人たちに頼む。だが、闘わない闘犬なんて飼えない、闘犬は闘うから生きていけるんだと大人たちに告げられる。

【感想】

特に面白いわけでもカタルシスがあるわけでもないのですが、最後の大人と少年のやり取りが印象的。闘犬は戦って、飼い主にお金を設けさせることでしか生きていけない。人間も同じで、生きていくというのは、誰かに利益を与えて、その恩恵を受けていくことに過ぎない。

見も蓋もない現実を闘犬を通して少年が学び、周囲から軽んじられる自分をどう変えていくか、という話なのだと思います。ただ、話そのものは変わる部分をまるっとカットしているわけで、見終わったあとに大きな印象が残らないのはそのへんなんだろうな。