四つ折り

shimaaaadaのブログです。漫画、映画、食べ物、小説などについてつらつらと書いています

【小説】白い花の舞い散る時間(著 友桐夏)

【概要】

塾のチャットルームで知り合った5人の少女、ミヅキ、ララ、アイリス、ミスティー、シャドウ。5人は、お互いのハンドルネームと素性を隠すという約束で、実際に会うことになった。期間は4泊5日。場所は山奥の古い洋館ムラサキカン。

ところが集合場所に現れたのは4人だった。一体誰が誰で、来ていないのは誰か? 疑問に思いながらも4人は共同生活を開始する。一日一日と時間が過ぎる中で、4人はお互いの生い立ちと、自分たちが所謂「普通の家庭」で育っていないことを明かしていく。

そして、最後の晩、ミズキは自分たちがここに集められた意味と、自分の出生の秘密を知る。

――真実なんてどうでもいい。

――事実ならここに構築してみせる。

――信じろ。

【感想】

発売当時「怪作」と話題になっていたコバルト文庫

最近買い逃していたシリーズ全作を中古で買い揃えることに成功し、懐かしくなって天袋の奥底にしまいこんでいたこちらを引っ張り出しました。

数年ぶりに読み返しましたが、やっぱり怪作っていう評がぴったりだなあ…というのと、舞台設定がすごい好き。

本名もハンドルネームも隠して山奥の洋館に少女だけで集まる、とか、面白すぎると思う。中高生でこの設定を読んでたらやりたいーーって思っただろうなあ。素敵だ。

そして、話が進むに連れ、ただの集まりでないことが分かり、ラストの落ちにいい意味で呆然。どこからこうなった???と唖然とするラストですね。

シリーズが絶版なのが悲しいなあ。

春待ちの姫君たち創元推理文庫で再販してるので、このシリーズも再販されてほしいです。

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