四つ折り

shimaaaadaのブログです。漫画、映画、食べ物、小説などについてつらつらと書いています

【漫画】戸田誠二作品の新作が出る

デビュー作からずっと追いかけてる漫画家、戸田誠二先生。

2016年から新作がなく、体調を崩されたのか、漫画家やめられたのか…? ととても不安だったのですか、今月末に新単行本が二冊発売!

さらに単行本発売に合わせたtwitter開始!!

ということで、それをPC上で発見した瞬間、奇声を上げました。

 

戸田誠二 公式HP「CONPLEX POOL」

http://www2.odn.ne.jp/~cbh42840/COMPLEX_POOL/Top.html

 

あまりに嬉しかったので、少しでも新作販促の足しに…と思い、今までの作品から好きな話を五作選んでまとめてみました。それぞれ違う本に収録されてます。

戸田誠二先生の作品を知らない方は、この機会に是非手にとってみてください。

 

 

  1. Making world(世界の作りかた)

    「あ、資源が欲しいので」

    「山と、あと、気象も作ります」

    「エネルギーを循環させないと」

    (「生きるススメ」収録)


    裸で何もないところに一人、ぽつんと立っている少女。
    彼女が服が欲しいな、と思うと目の前に服が現れ、空腹を感じると食事が現れる。ついで、服職人が現れ、生地を仕立てる職人が現れ、米を作る農家の人が現れ…。人々が増えていくに連れ、何もなかった空間に、建物が立ち、街が生まれていく。
    やがて、家の中で何不自由なく暮らせるようになった彼女の脳裏に、欲しいものが浮かんで…  

  2. アポトーシス
    「この細胞はね 自分が役に立たないとわかって自殺するんですんですよ」
    「殺されるんじゃなくて自分でちゃんと死ぬんです」
    「ーーへえ」
    私だ
    ここでこうやってゆっくり死んでいくのもいいと思う
    「しあわせ」収録

    両親に何不自由なく育てられた「いい子」の櫻井は、
    両親の死を契機に人生を降り、大人になってからテレクラで知り合った男相手に体を重ねるようになっていた。愛は思い込み、ココロより体のほうが信じられる。と…。だが、ある時テレクラで知り合った男から結婚間近だが自信がないことを相談される。男にしつこく相談されるのを避けるため、桜井は男の代わりに男の婚約者に男の悩みを打ち明けにいき…

  3. サッフォーの末裔(「WOMAN」収録)
    私は信じている
    「本望だった!」
    自分に正直に生きたサッフォーが
    そう言って崖から飛び降りたのだと

    女流小説家として活躍する村瀬は、仕事の縁で知り合った編集者と結婚することになった。彼は先妻と死別し、大学生の娘が一人。村瀬は娘に品定めされている様に感じて緊張するが、数日後、娘は編集とは別にを呼び出すと、女友達を連れて現れた。戸惑うに村瀬に、娘は彼女が女友達ではなく、恋人だと打ち明ける。娘はレズビアンで、桜井がレズビアンの語源「サッフォー」を題材に小説を書いていることを知って、自分のことを打ち明けたのだ。村瀬は娘とともに彼に娘のセクシュアリティ、彼女との将来について説明する。だが、父子家庭で一人娘を育ててきた彼は村瀬に反発して…。

  4. アオカミ(「唄う骨」収録)
    「あんたたちはいいよな」
    「騎士だの学者だの 人に称賛される夢でよかったよな」
    「じゃあ俺はなんだ! 俺はなんだ!」
    大貴族の娘ローズは、幼馴染の恋人がいたが、父に従い都で売れっ子の戯曲家と結婚する。彼は青い髪を持ち、人の死体を弄んでいるという噂のある大富豪だった。はじめは恋人への未練を捨てきれなかったローズだが、知的で優しいアオカミの人柄に触れ、次第に彼に惹かれていく。だが、ある日アオカミが外出している時、彼が隠していた地下室へローズは入ってしまう。そこには数多くの死体が吊るされていた。噂は真実だったのだ。ローズはショックを受けつつも、噂の真偽を確かめるため、アオカミと直接話し合う。アオカミは狼狽するローズを前に、噂が真実であることを認め、自分が人を傷つけることでしか自分を癒せない人間だと明かす。

  5. 覚醒機(「スキエンティア」収録)
    「いいか、お前の生活の中の全ては一つ一つ世界とつながってるんだ」
    「ほんとだぞ」
    「だから一つ一つ丁寧に生きろ」
    「絶対返ってくるから」
    プロデビューを目指し、大学卒業後フリーターをしながらバンド活動を続けている相澤は、ある時コンピュータ会社から、使用すれば天才になれるが寿命の縮む機械「覚醒機」の実験台にならないかという話を聞く。相澤は使用をためらうが、同じくプロデビューを目指していた田島はその誘いに応じる。それから数カ月後、機械を使用したは田島は天才になり、歌手として大々的なデビューを果たすが、相澤はプロを諦め、サラリーマンになった。数年後、相澤はツアー中の田島と再開する。田島は相澤がサラリーマンになり、家庭と子供を持ったことを褒め、去っていく。相澤は田島のその姿を見て、田島は機械を使ったから成功したのではないと悟る。

 

以上好きな五作でした。これ以外だと説得ゲームとか、反抗ヘンカンキとか、抗鬱機も好き…っていうか全部好き!!!

もうほんとに、読み終わったあとじんわりと気持ちが前向きになる、素晴らしい作品ばっかりなんですよ。

サイトで読める無料作品も多いので気になった方はサイトからでもどうぞ。

 

サイト内作品だと、サッフォーの末裔と同じくレズビアンを扱っている「マンイーター」や、なぜか紙媒体に収録されていない「傷」が好きです。

 

 

祝☆新刊発売!!!!