四つ折り

shimaaaadaのブログです。漫画、映画、食べ物、小説などについてつらつらと書いています

【読書】友桐夏の新作が出ている。

 

友桐夏の新作が出ている。

多分、90年代Cobaltで育った方なら、ラストの超どんでん返しで読者の度肝を抜いた、叙述系ミステリ「ガールズレビューステイ~白い花の舞い散る時間~」を知らない方はいないと思う。このブログにも過去に感想を書いたことがある。残念ながら、Cobalt時代の作品はすべて絶版で、2014年の『裏窓クロニクル』以降作者は新作を出していなかった。

ところが。

昨年末に作者の新作がKindleで発表されていたのを知った。

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amazon著者ページリンク→https://www.amazon.co.jp/l/B004LUY768?_encoding=UTF8&qid=1559478732&redirectedFromKindleDbs=true&ref=sr_ntt_srch_lnk_2&rfkd=1&shoppingPortalEnabled=true&sr=8-2

 

今まで使用をためらっていた(楽天kobo愛用者なので)kindleを即座にインストールしました。
新作の発表が4年以上なかったので、もう執筆をやめられたのかなあ……と正直、新作をガチで諦めていたので、この作品群の数々には嬉しい限りです。どうやら、amazonの著者プロフやあとがきを読むと、出版社との意見の相違があり、活動を商業からkindle自費出版に移したということのようです。

しかし、執筆を続けられていたことはとてもとてもとても嬉しいのですが、自費出版は商業に比べれば宣伝力はがくんと落ちるわけで、少しでも作者様の知名度や売上に貢献したく、この記事を書いています。

 

現在、kindleでは以下の友桐夏作品が発表されています。

 

『ガールズレビューステイ・改定新版』
『少女の陣』
『王宮遊戯(前後編)』
『つばめの話』
『100万光年の君』


自分はまだ『少女の陣』しか読めていないのですが、才能あふれる美しく賢い少女たちが、やたらめったら薀蓄と考察に満ちた肩凝りそうな言葉の数々をお上品に繰り広げる様は健在で、これが好きな人はたまんないよなと思いました。
中二病というより高二病がハマるやつですねこれ……。
叙述系ミステリが好きな方は一読する価値が絶対あります。
ただ、本当に癖があるので苦手な方は苦手だと思います。

これを読むと、東京創元社から出ていた『星を撃ち落とす』は相当万人受けに仕上げてたんだな、と思います。

 

でもここまで個性的な尖った作風を持ってる作家さんは、今、なかなかいないと思います。これらの作品すべてがkindle読み放題利用者なら無料で読めるとか太っ腹にもほどがある!!!

 

ぜひ一度、皆さん友桐夏作品を手にとって見てください。